「iPad mini Retina版」と「Kindle Fire HDX 7」と「Nexus 7(2013)」のディスプレイの比較が興味深い。

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iPad mini Retinaディスプレイはライバルより劣っている?

今回、「Kindle Fire HDX 7」と「Nexus 7(2013)」と「iPad mini Retinaディスプレイモデル」のディスプレイのsRGBの色空間と色再現性を比較してみてiPad mini Reitna が2台より劣っているという結果が報告されていました。省電力や供給、価格の問題もあるので一概に比較は出来ませんがディスプレイだけを見ればiPad mini2は現行ライバルのタブレットの後塵を拝しているようです。

Kindle Fire HDX 7 - iPad mini Retina - Nexus 7 Color Gamuts by DisplayMate

 DisplayMateより参照

アップルはパソコンからiPod、iPhone、iPadと時代を先取りして企業です。ユーザーが想像も出来なかったものを製品としてリリースしてきました。時代を先取りしているので結果、最新の技術を投入してきたのですがスペック至上主義ではもともとありません。なのでiPad mini Retinaもバッテリーの持ちやストレスのない操作感、使いやすさなど全体的な製品の完成度を追求して今回のディスプレイの採用になったのではないかと思われます。初代iPad miniにReitnaディスプレイが搭載されなかったのも同様の考えであったのでしょう。

タブレット市場は未来の覇権の争いの代理戦争

それでも「Kindle Fire HDX 7」と「Nexus 7(2013)」のディスプレイはほぼ100%のカラーガンマ値で色の再現性も一般のノートPCなどよりも正確であるということは興味深いです。より安いタブレットに高性能のディスプレイが搭載されてくるのはやはり未来はタブレットの戦いがそれぞれのビジネスの勝負を決めるぐらいの重要な位置づけであるということでもあるのでしょう。

Apple、Amazon、Googleと三つ巴の未来の覇権争いがタブレット市場の戦いに集約されているといっても過言ではないのでその争いでいい製品としてユーザーがユーザーが恩恵を受けれれればいいですよね。

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