Retina初搭載だった「MacBook Pro (Retina)」モデルだけ光デジタル出力出来ない
今更感たっぷりですがぼくがメインで使っているのは2012年6月に発売の初めてRetinaを搭載した15インチのMacBook Pro。アップルでの表記は「MacBook Pro (Retina)」となっています。このMacBook ProはiOSでは搭載されていたRetinaディスプレイを初めてMacでも搭載された画期的なモデルでした。 (ちなみに非Retinaも同じく発売されておりこちらの15inchのMacBook Proは「MacBook Pro (15-inch, Mid 2012)」と表記されています。間違えないように。)
「MacBook Pro (Retina)」はRetina初搭載という画期的なモデルではありますがオーディオ関連がその影で犠牲になっているモデルでもある。このモデルの前後では光デジタル出力がヘッドホン端子と併用されていて可能だったのにこのRetina初搭載モデルだけ光デジタル出力が出来ない仕様になっているのだ。
MacBook Pro Retina 15-inchモデルはこの後に続くEarly2013、Late2013 モデルの技術仕様では
ヘッドフォンポート
ヘッドフォン/光デジタルオーディオ出力(ミニジャック)
という表記で復活していますね。
「MacBook Pro (Retina)」の前は「Macbook Pro(Early 2008) 」を使用していたのですがこのモデルでは
オーディオ 光デジタルオーディオ入力/オーディオライン入力(兼用ミニジャック)
光デジタルオーディオ出力/ヘッドフォン出力(兼用ミニジャック)
と入力までカバーされていました。
「MacBook Pro (Retina)」の技術使用は
ヘッドフォンポート オーディオライン出力に対応
としか技術仕様では書かれていません!
ということで「MacBook Pro (Retina)」のみオーディオ関連は初Retinaの弊害がでてしまっているということです。当時はMacBookにRetinaが搭載されただけで「買い」モードだったのであまり気にしていなかったのですが光デジタル出力が次のモデルでは即復活しているので今更ながら残念仕様ですね。2008年モデルは光デジタル入出力が出来るのでオーディオインターフェースに限ると劣化していたのです。
ハイレゾを楽しむにはUSB経由で
なので最近のハイレゾブームにしっかりとのってしまっているぼくとしては母艦のMacBook Proがオーディオ残念仕様ということでハイレゾを楽しむにはUSB経由でDAC接続でスピーカーが一般的な選択肢になります。ハイレゾ熱に侵されなければ最強AirPlayで事足りたのに。AirPlayがハイレゾ対応してくれればスマートだなあと思う今日このごろなのです。
ヘッドホンジャックと兼用で光デジタル出力出来るモデル(「MacBook Pro (Retina)」以外)はこれで繋げます。Mac側には光ミニプラグ、Apple TVやアンプなどに光角型プラグを繋げます。
古いエントリへのコメントで恐縮です。
初代 15インチ Retinaですが光出力はあります。
(使えないという噂はありましたが間違いです)
何年間も光接続でアンプにつないで使っています。
はじめまして。
私もMacbook Pro Retina Mid 2012を持っていますが、ハイレゾを光出力できます。
OSの更新と関係があるようですが、その後検証してみましたでしょうか。
私も通りすがりの者なんですが、古い記事へのコメント失礼します。
初代Retina 15インチで光デジタル出力が使えるかどうかを確認ていて、こちら様のブログに辿り着きました。
結局真偽が分からないまま中古の初代Retina 15インチ(2012年)を購入したのですが、確かに光デジタル出力は可能です。
今現在、ヘッドホン端子を光デジタルケーブルでAVアンプに接続して出音できていますし。
実は使えたがApple公式発表の仕様に記載されてなかっただけ・・・なのか、
ハード的には対応していたが、ファームやOSアップデートで使えるようになったということなのか。
今となっては何ともいえませんが「使える」というのが事実なのだと思います。
Apple製品のデータベースである「Mactracker」を参照してみましたが、
3.5-mm digital/analog headphone jack との記載があり、光デジタルは仕様上(非公式に??)対応しているのかな、と。