フォトストリームからiCloudフォトライブラリへ
参考記事:Apertureから「Photos for OS X」にすると何が変わる?
iOS8.1から提供が始まった「iCloudフォトライブラリ」のβ版。本領発揮をするのは「Photos for OS X」が正式にリリースされてからですが、ちょっと先にβ版の「iCloudフォトライブラリ」を使ってみたくなりました。
「Photos for OS X」がリリースされればフル機能を使える
「Photos for OS X」がリリースされれば、「iCloudフォトライブラリ」は使用している全てのMacとiOSデバイスからライブラリ全体にアクセスできるようになります。iPhoneで撮影されたものは自動でiCloudのフォトライブラリにアップロードされ、Macや他のiOSデバイスに配信されます。
iCloudフォトライブラリとフォトストリームの違いは?
今現在のフォトストリームとあまり変わらない感じがしますが、「iCloudフォトライブラリ」に置き換わり何が変わるのでしょうか?
まず、各写真に対する編集やアルバムへの追加などの状況も各端末に同期されます。フォトストリームは最新の写真をiCloud経由で各端末に同期していたのですが、配信(同期)後の編集やアルバム管理などの変更は同期されていませんでした。
また、最新1,000枚という制限もなくなります。ストレージの許す限りすべての写真が保存可能になります。
フォトストリームは各デバイスに共有していたのに対して「iCloudフォトライブラリ」はクラウドにフォトライブラリを作成していて各デバイスがそのクラウド上のライブラリにアクセスする感じです。
もう一つ、便利な機能として「Optimize Mac Storage」(ストレージ最適化)がありクラウドにはオリジナルのサイズで保存され各デバイスにはそれぞれの容量に応じたバージョンで自動で配信されるというものです。容量の少ないiPadやiPhoneには助かるサービスです。
iCloud Driveで追加ストレージも必須になる?
この「iCloudフォトライブラリ」は「iCloud Drive」の有料ストレージ追加プランを購入することが前提であると思います。iCloud Driveの無料容量は5Gバイトなので他のバックアップを考えると写真だけで5Gバイト使えないし、そもそもiPhoneやiPadで撮り貯めた写真は長年iPhoneユーザーなら5Gバイトじゃ全然足りないですよね。
iCloud Drive ストレージプラン
- 20GB 月額100円
- 200GB 月額400円
- 500GB 月額1,200円
- 1TB 月額2,400円
ぼくは20GBの追加オプションにしていますが「iCloudフォトライブラリ」ですべての写真を管理するとなると200GBを検討しなければいけませんね。
Camera+
カテゴリ: 写真/ビデオ
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