今後の音楽業界を占う「Apple Music」果たして定額ストリーミングは定着するか?
今回のWWDC2015の中で注目の一つ「Apple Music」が正式に発表されました。この「Apple Music」は定額制音楽ストリーミングサービスで月額9.99ドルで音楽が聴き放題になります。6月30日から100ヶ国以上でスタートされるようなので日本もその中に入っていると思われます。
まだあまり定額制音楽ストリーミングサービスが根付いていない日本でどれだけ受け入れられるかは判りませんが為替通りに考えると月額1300円ぐらいということになります。
現在、iTunes Storeで1曲250円、新しいアルバムは2,000円は超えているので月にアルバム1枚か数曲購入すると思えば安い設定ではあります。
気になる「Apple Music」の音質
「Apple Music」の音質は配信形式AAC、ビットレートは256kbpsでダウンロード配信と同じ。また「Mastered for iTunes」の楽曲もその通りに配信されるとのことで音質的にはiTunesで購入した曲と変わらないということは評価できますね。
「Apple Music」はオフライン対応なのか?
アップルの公式H.Pを見るとダウンロードしてオフラインでの視聴も可能なようです。これはWifi環境下で聞きたい曲をiPhoneに予めダウンロードしておけば例えば7Gの通信制限など気にせずに聴けるということになります。
「All in One Place」を強調したジミー・アイオヴィン
今まで購入した楽曲、CDから取り込んだ楽曲と区別なく音楽コレクションが作れるのは魅力です。しかもストレージの余りなど気にすることがなくなるのでストレージから開放もされます。
その他にもアップルらしいキュレーションされたプレイリストの作成やレコメンドミュージック、SNSによるアーティストのプロモーションと従来のストリーミング配信とは音楽の聴き方を、まさにMusic Lifeを変えるよなサービス「Apple Music」。楽しみです。
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