2010年にアメリカのキックスターターで資金を集め、成功したカメラのアクセサリの会社、Peak Design(ピークデザイン)。
良いイメージ図が表現出来なかったのでピークデザインの本家から借りてきました。。
そのプロダクトで発表された「キャプチャー」はアウトドアでの撮影の面倒くささを解消する画期的なもので世界のカメラ業界にその名が知れ渡りました。
創業者ピーターデアリング曰く、
「スキーをしながら写真を撮りたいと思ったとき、止まり、ストックを地面に刺し、バックパックのストラップをはずし、降ろし、カメラを取り出す。撮り終わったらその逆…毎回そんなことはしていられなかった。撮りたいと思った瞬間はあっという間に去ってしまう」
この経験から生まれた「キャプチャー」はいつでもすぐに簡単にアクセスでき、かつ安全にそれを持ち運ぶ方法を考え、デザインしプロダクトされたもの。
世界の多くの同じ悩みをもったカメラマンから資金提供を受け、製品化に成功し、現在は画期的な機能とシンプルで美しいデザインで多くのアウトドアフォトグラファーから支持を受けています。
2013年発売のキャプチャーは現在3代目、キャプチャーV3です。素早くワンプシュでカメラを脱着できシャッターチャンスを逃しません。
カメラをバックパックのハーネスやベルトに固定し、撮りたい時に外して使うスタイル。サッと取り外しできて撮影出来る。
さらに、これとカメラに「クラッチ」を装着することで、アウトドアの撮影スタイルが劇的に改善されます。
僕はキャプチャーはリュックのショルダー部分に取り付けています。そして「クラッチ」。首からぶら下げるストラップよりもキャプチャーから取り外した時、手にホールドさせて撮影します。
テコの原理のように手にフィットさせカメラをしっかりホールドすることが出来ます。カメラの機種によってはクラッチでカメラをしっかり握ったまま撮影ボタンや各種設定が出来ないと思います。
僕が使用しているD5300もしっかりホールドした状態ではシャッターボタン、F値の設定など窮屈です。設定時は両手でホールド感を緩めて行っています。
それでも首からぶら下げるストラップには戻れないほど、ピークデザインのキャプチャーとクラッチは僕の撮影スタイルを劇的に変えてくれました。
ピークデザインはこの他にも三脚、デイパックなど欲しくなるようなものばかりのカメラアクセサリーがたくさんあります。ちょっと高めの値段ですがプロダクトの作り込みといいシンプルで機能性のある美しいデザインが値段にあう撮影体験をあたえてくれます。
少しずつ色々な商品を集めていきたいと思います。