1明月院 「鎌倉石と参道の明月院ブルー」
鎌倉で紫陽花(あじさい)の名所といえば、まず一番目にあがるのが北鎌倉の明月院。
春夏秋冬、それぞれの四季折々の花を楽しめる明月院ですが特に梅雨の紫陽花の時期は格別。
6月の満開時には約2500株の紫陽花が境内を埋め尽くす光景を目当てに拝観時間前から長蛇の列が出来るほど混み合います。
上の写真は明月院の中でも撮影スポットで有名な「山門前の紫陽花と鎌倉石の参道」。早朝から並んでまだ人影の少ない時をパシャリ。「明月院ブルー」といわれる美しい青色の紫陽花はもう6月の鎌倉の代名詞ですね。
梅雨の明月院はいたるところに紫陽花があり幸せな気分になれますよ。
2稲村ヶ崎「江ノ島をバックに紫陽花を」
太平記の名シーン、新田義貞は天然の要塞、鎌倉を化粧坂切通し、極楽寺坂切通し、巨副呂坂切通し3方面からの攻撃でも攻めあぐねていた。
進退窮まった新田義貞は稲村ヶ崎の海に太刀を投げ入れ、龍神に祈願すると大きく潮が引くという奇跡が起きた。そして稲村ヶ崎の浜伝いに鎌倉へとなだれ込み鎌倉幕府滅亡へとつながる。
稲村ヶ崎は歴史の転換点になった伝説の場所。そして現在の稲村ヶ崎は眺望が抜群の公園になっています。海岸線に江ノ島、富士山などをのぞむ眺めは鎌倉随一。
稲村ヶ崎も6月には紫陽花が咲き江ノ島をバックに紫陽花を撮ることが出来る撮影スポットになります。
稲村ヶ崎からのぞむ海岸線の先にある江ノ島。ここの海岸線は人気のイタリアンのお店が多くちょっと異国の海岸線という感じが好きです。
この浜伝いに新田義貞は鎌倉へ攻め入ったという。新田義貞が海に捧げた太刀、どこかに落ちてないかなあ、などと過去に思いを馳せる。
3 御霊神社「江ノ電と紫陽花」
御霊神社は小さな神社ですがとっても人気がある神社です。その理由はすぐ目の前を江ノ電が走っているからです。
踏切と鳥居がすぐ近く!珍しいですね。
普段でも人気の撮影スポットですが紫陽花の時期になると江ノ電と紫陽花という鎌倉ならではの写真が撮れます。
6月になると紫陽花の横を江ノ電が通り抜けます。以前、江ノ電に乗った時に御霊神社前の紫陽花がきれいでした。(写真は御霊神社境内から。紫陽花の季節前のもの)
以上鎌倉石、お寺、江ノ島、江ノ電と鎌倉に咲く紫陽花ならではの撮影スポットを紹介しました。
鎌倉は歴史があり昔ながらの景観と現在の町並みが合わさりとても魅力的な場所です。
紫陽花の時期はカメラ片手に鎌倉の紫陽花めぐりをしてみてはいかがでしょうか。