アップルの「Beats」を「Bose」が特許侵害で訴える

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Boseのノイズキャンセリング技術の特許を侵害しているか

アップルが3000億円で買収したヘッドホン、ストリーミングサービスメーカーの「Beats」を音響機器メーカー「Bose」が特許侵害で訴えを起こしたことが明らかになりました。内容は「Beats」の主力プロダクトで使用されている「ノイズキャンセリング」技術が「Bose」の持つ「ノイズキャンセリング」に関する特許を侵害しているとのことです。

「Bose」は「第二音波を利用して不要なノイズを減少させるための技術」の先駆者でありノイズキャンセリングといえばBoseのイメージはあります。詳しい特許内容は判らないのですが「Bose」はBeatsの「Beats Studio」と「Beats Studioワイヤレス」のヘッドホンに対して販売停止を求めています。

ブランドイメージを大事にしている「Beats」と「Bose」

BoseもBeatsも現在のヘッドホン、イヤホンブームの象徴的な存在でブランドマーケティングに成功して高価でありながらも人々を魅了するプロダクトを発表しているメーカーです。Boseは以前からアップルストアでも商品が売られていますしAppleとは親密な関係を保っていたと思うのですが今やライバルブランドがアップル傘下に入ってしまい良好な関係が保てるのか心配です。

ヘッドホン・イヤホン市場の人気はこれからも続く

ハイレゾ音源でニッチ需要が高まって高音質で好きな音楽を聴くスタイルがiPodなどの以前のMP3プレイヤーの反動としてあるのですが老舗高音質メーカーが潰れているのも事実です。現在、高音質プレイヤーより好みのヘッドホン・イヤホン選びを楽しむことのほうが人気です。プレイヤー1つの対していくつもヘッドホン・イヤホンを持っている方はいっぱいいますからね。

そのヘッドホン・イヤホン市場の2大ブランドの「Beats」と「Bose」どちらもブランドイメージを大事にしていて高品質な商品で勝負しているヘッドホン・イヤホンメーカーでもあるのでうまく競い合って素晴らしいプロダクトを発表し続けて欲しいです。今後の裁判の動向に注目が集まります。

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