見事に「るろうに剣心」の世界を剣で表現している作品
主人公、緋村剣心に佐藤健を迎えた実写版「るろうに剣心」の続編が好評のようです。2014年8月15日現在、前作がiTunes Storeでレンタル200円だったので見てみました。
邦画でマンガの原作の実写化ということであまり期待して無かったのですが殺陣や撮影技術は素晴らしく面白かったです。ストーリー的には原作のマンガを2時間ちょっとに凝縮しているのでちぐはぐな感じはします。それでも「るろうに剣心」の世界を見事に作っていました。原作はジャンプの連載当時にみていたぐらいなのですが役作りはかなり原作に忠実に見えました。前作は主人公の佐藤健が人斬りの一面と剣で人を助ける今の緋村剣心の2面性を見事に演じていて、新選組の斎藤一に江口洋介、鵜堂刃衛に吉川晃司とどちらもいい味を出しています。吉川晃司は俳優ではなくミュージシャンですが殺陣も見事で雰囲気がありました。
大友啓史監督はあの龍馬伝でも監督をしていた
新作は今夏に2部構成で公開されます。第2作『るろうに剣心 京都大火編』、第3作『るろうに剣心 伝説の最期編』とキャストも実力派が加わり幕末の剣に生きる人達の世界を楽しませてくれそうです。あのNHKの龍馬伝で竜馬役を演じた福山雅治が幕末、明治維新が舞台のるろうに剣心にどこかでどんな役かは判らないけど出演しているようでこれも面白いですね。と思っていたら龍馬伝の監督は今作の監督の大友監督だったのですね。そう考えると龍馬伝にも出演をしていた福山雅治、佐藤健、伊勢谷友介が「るろうに剣心」でまた役は違えど剣を持ち相まみえるというのも興味深いですね。