ニコンがRAW現像ソフト「Capture NX-D」のベータ版を無償公開しています。正式版は今夏にリリース予定で正式版もなんと無償で公開されます。
ニコンは今まで純正RAW現像ソフト「Capture NX2」を有償販売していました。(キャノンは純正RAW現像ソフトのDigital Photo Professionalを無償提供していた)やっとかよ感がありますが純正ということでApertureをメインで使っているぼくとしてもとても気になる存在です。
「Capture NX2」は約16,000円もしていたので(ちなみにApertureは今でこそ値段は下がっていますがもともと3万以上したソフト)後継の「Capture NX-D」が無料になるのはインパクトがあるしニコン純正ということで現像に関してはやはり他の現像ソフトよりも期待してしまいます。
早速、「Capture NX-D」ベータ版をダウンロードしてみました。マイナス補正で撮ってしまった風景写真を現像してみます。
画面的にはちょっと古臭い感じはしますがベータ版ということでそこはスルーして使い勝手ですが画像はRAW画像3008×2000を使用、作業環境はMacBook Pro Retina 2.3GHz Core i7 メモリ8GB OSX10.9.2です。
画像は2年前に宮古島で撮ったさとうきび畑の風景写真です。まずRAW画像のみ修正可能な3点を変更。
- 「露出補正」で画像全体を明るく。
- 「ホワイトバランス」を晴天に変更。
- 「ピクチャーコントロール」を風景に変更。
これだけでガラッと感じが変わりますね。簡単に調整できるのでさすが純正です。ただぼくの作業環境でもちょっともたつく感じはありますがまあこんなものかなという感じです。まだまだベータ版なのでこれからブラッシュアップされていくと思います。色収差補正などApertureにない機能もあるのでニコンユーザーにはとてもこれから気になるRAW現像ソフト「Capture NX-D」になりそうです。もちろん、Apertureが現時点では最高なのですが中々、アップデートしてくれないアップルさんですから写真管理はともかくより高機能な現像ソフトがでてくるのはとても楽しみです。
こちらから「Capture NX2」ベータ版をダウンロード出来ます。↓
新発売ニコンD5300はGPS&Wifi機能付き
画像管理するならアップルユーザーはApertureで決まり!
Aperture
カテゴリ: 写真