Apple製品を持っているなら無線LAN(Wi-Fi)の周波数帯の設定を見直そう
現在、無線LAN(Wi-Fi)の規格は最速の「IEEE 802.11ac」がありますが、まだ対応機器が少ないこともあり、ぼくがそうなのですが主流は「IEEE802.11n」だと思われます。「IEEE802.11n」は通信を2.4GHzまたは5GHzの周波数帯を使うことが出来て2.4GHz帯は住宅街など近隣に無線LANアクセスポイントが多くある場合では混雑しやすく電子レンジなどの家電製品が発する電磁波に干渉されやすい、またBluetoothにも干渉されると言われていて5GHzのほうが通信速度がより高速になるといわれています。
AirMac Extremeのデュアルバンド対応で5GHzに
AirMac Extremeは第3世代(2009.3月発売)から2.4GHz帯と5GHz帯の無線通信の双方の同時稼働が可能となっている。(デュアルバンド対応)ぼくのAirMac Extremeは2011年6月にリリースされた第5世代にあたるのでデュアルバンドに対応しています。なのでデュアルバンド対応のAirMac Extreme、Time Capsule、AirMac Expressを持っているなら5GHzで常時接続してMacやiPhone、iPadのデバイスなどアップル製品をより高速に使用できます。(iPhone4,4Sは5GHzに未対応、iPadは初代から両対応のようです)
通常設定だと2.4GHz帯になっていることが普通なのでこれをより高速になる5GHzに設定し直します。一番パソコン関連で詳しくないところがまさしくこのWi-Fiなどの規格でぼくは今までデュアルバンド対応がどういうことなのか全く知らなかったというかスルーしてました。。もしこのあたりを触っていなかったらちょっとの設定で通信速度が快適になるのでおすすめします。ぼくが今使用しているiPhone5とiPad3も5GHzに対応しているので全体的に通信速度が改善されそうです。
MacのメニューのAirMacアイコンをoptionキーを押しながらクリックすると2.4GHzと5GHzの周波数帯で接続されているか確認できます。ぼくはずっと2.4GHzで接続されていたようなので5GHzで設定して比較してみました。
2.4GHzネットワークより5GHzネットワークのほうが転送性能が劇的に改善されていますね。
設定の仕方は過去の記事ですがMacお宝探偵団さんで詳しく説明されていますので参考にしてください。
デュアルバンド対応AirMac Extreme/Time Capsuleで、5GHzチャンネルに常時接続するMacお宝鑑定団