Apertureから「写真」アプリへ移行の仕方
Mac OS X Yosemite 10.10.3のアップデートで最大の関心はアップルの新しい画像管理と編集を兼ねた「写真」アプリ。
新しいといってもインターフェースなどはiOSの「写真」アプリとほぼ同じなのでiPhoneやiPadを使っていれば違和感なく、使えると思う。
ぼく的には
「Aperture」から「写真」アプリへの移行する時に問題が2つ。
- 「写真」アプリはApertureの代わりになりうるのか?
新しい「写真」アプリの登場の流れで開発中止になってしまったApertureの代わりになりうるのか?画像管理、RAW現像、簡単なレタッチ等が同じように出来るのか?
- iCloudストレージの追加購入
この「写真」アプリの最大の売りのひとつ、iCloudにすべて預けてアップルの各デバイスで共有出来る機能、iCloudフォトライブラリを作成するにはiCloudストレージを追加購入しなければならないこと。
こちらは先日、書きました。
関連記事:「写真」アプリでiCloud フォトライブラリを使うには月額400円以上は必須?
「写真」アプリでAperture Libraryを読み込んでみる
1つ目のApertureの代わりになりうるか?という疑問を抱えつつ「写真」アプリを起動してみました。
現在、Apertureで画像を管理していてオリジナルファイルを外付けハードディスクに置く、参照ファイル形式でApertureライブラリを構築しています。
新しい「写真」アプリを起動してその「Aperture Library」を読み込んでみました。
外付けハードディスクに保存しているApertureのマスターファイルは約130GBありました。「写真」アプリでAperture Libraryを読み込んで新しく出来た「写真 Library」は42.43GBありました。
とうことは、この42.43GBはサムネイルを作った容量でオリジナル画像は参照している形になります。一見、参照しているのかApertureと違ってバッジが付いていませんでした。
そこでメニューから
「表示」→「メタデータ」→「参照ファイル」
にチェックを入れるとApertureと同じように参照ファイルのバッジが画像左下に付きます。オリジナルファイルが入っている外付けハードディスクが繋がれていないと斜めの赤線が入るようになります。
とりあえず、「写真」アプリはAperture Libraryの読み込みから外付けストレージにオリジナルファイルを置く、参照ファイルというApertureのやり方は引き継げることが判りました。
実際に「写真」アプリを触ってみた感想は次回に!