アップルの「一つの時代の終わり」なのか、新たな始まりなのか?
アップルのデザイン担当上級副社長であるジョニーアイブ氏が「チーフ・デザイン・オフィサー」という役職に昇進することが判りました。
パーソナルコンピュータを再定義したiMacや音楽の革命を起こしたiPod、さらにiPhoneやiPad、Apple Watchのハードのデザインを一手に担当してきたジョニーアイブ氏。ジョブズの亡き後はソフトウェアのデザインも関わってきました。
今回、昇進ということでインダストリアルデザイン部門、ソフトウェアデザイン部門にはそれぞれの部門に新しいリーダーが就くということでアイブ氏は最高デザイン責任者(CDO)になり新しいリーダーもアイブ氏の直轄下にはなります。
最高デザイン責任者ですからプロダクトのデザインに関してはアイブ氏の意向は続くとは思いますがそれでも、「一つの時代の終わり」という考え方もあるようでちょっと寂しい思いは残りますね。昇格ですけど。。
思えばiMacからiPod、iPhone、iPadと購入してきたのはジョナサンアイブの作り出した素晴らしいデザインのプロダクトの数々を所有したいという欲求に駆られていたのかもしれません。
最高デザイン責任者になってもまた一つの製品に没頭するがごとく革新的で誰もが欲しいと思うデザインのプロダクトを世に出して欲しいものです。