いまさらながらMacのQuickTimeで簡単にHEVC(H.265)で動画を書き出すことが出来るようになっていたので試してみました。
アップルがmacOS10.13(High Sierra)とiOS11、tvOS11において次世代ビデオコーデックのHEVCに対応することを発表したのはWWDC2017年のこと。
iPhoneではiPhone7、iPhone7 Plus以降、動画を撮るとHEVCコーデックで保存することが出来るようになりました。ふつう、iPhoneで動画を撮ってもビデオコーデックまで気にしないと思いますが
この次世代ビデオコーデック、 HEVC(High Efficiency Video Coding)別名H.265は今までの標準規格だったH.264ビデオコーデックよりも、最大40%の高い効率でビデオを圧縮できる優れものなんです。
iPhoneで撮ってた動画の容量が少なくなるのでiPhoneの容量が節約できるなぐらいの認識だったのですがMac OSのQuickTimeでHEVCで書き出すことが出来たのを発見しました。
キャノンやパナソニックのビデオカメラを使っていた方はMacや外付けハードディスクの中にAVCHD規格の動画が溢れていると思います。MacとこのAVCHDは相性が悪くてAVCHDを.movに変換するととてつもない容量になったりしてたので放置していました。
(今までビデオカメラで撮りためたAVCHDの動画をどうするか、がMacユーザーの悩みだったと思うのですが、AVCHDはかつてMacでは開けなかったし、現在は対応しているがmovで書き出すと何倍もの容量になってしまい現実的な解決がなかった。)
そんなキャノンやパナソニックのビデオカメラ、AVCHD規格の動画ファイルを今回Quicktimeで開き「ファイル」から「書き出す」を選ぶと「HEVCを使用」のチェック欄があるのでそこにチェックを入れて書き出し。
フルHD動画をそのまま1080pで保存しても以前より小さなファイルになっています。
HEVC(H.265)ビデオコーデックによって画質を保ったままビデオファイルの容量が小さくなることがわかりました。
今まで変換すると莫大な容量になってしまっていたAVCHDファイルですがHEVCを使って変換、保存してiPhoneやiPadにiCloud経由で同期して再生出来る環境になってきましたね。
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