センゴク一統記 14巻が発売されました。 今回は豊臣秀吉と徳川家康の最初で最後の直接対決となった小牧長久手の戦い編に突入しています。
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厳密に言うと例えば武田信玄と上杉謙信の川中島の戦いのような秀吉と家康が直接、野戦で激突することは無かったのですが、この戦いで秀吉と家康のお互いの立ち位置が決まった重要な戦になりました。
この小牧長久手の戦いは桶狭間や長篠の戦い、山崎の合戦などと違い消極戦で地味なイメージがありましたが本質は違っていたようです。ぼくの勝手なイメージでしたが。。
この戦いは信長包囲網ならぬ秀吉包囲網の戦いとして各地での争いもあり秀吉の天下統一もこの時点ではどっちに転ぶのか、危うかったと思われます。
明智光秀、柴田勝家と天王山を制してきた秀吉でしたが織田信長と長年同盟関係にあった徳川家康とはどちらかが倒れるような戦はしなかったのか、できなかったのか。
この時点では西に毛利、四国に長宗我部、上に佐々と敵ばかりというのも被害が多くなる戦いは避けたかったのでしょう。
結果的には戦には勝ったけど大局で秀吉に飲み込まれた家康が臣下の礼を取る形にはなりました。そしてこの戦い後は着実に秀吉は天下統一戦を行っていきます。
この小牧長久手の戦いを独自の観点から描くセンゴク一統記 14巻 はまだ序盤の戦いですが熱くなりますね。おすすめです。