3月の終わりに桜がちょうど満開の小田原城に行ってきました。平成の大改修を平成28年に終えてからは初めて訪れます。小田原城は桜の名所でもあるのです。

天下人、豊臣秀吉の圧倒的な戦力の前に敗れはしましたが小田原城は地理的に天然の要害になっていて難攻不落の城でした。

天守閣に登ると南には相模湾、東には酒匂川、そして西、北は箱根の山と要害の地、すなわち守りやすく攻めにくい城なのです。

戦国時代にあの上杉謙信や武田信玄でさえ攻めあぐねた小田原城。史跡調査でかなり広い敷地だったことがわかっています。

天守閣をはじめ建物は復元ですが近年の史跡調査によって曲輪など城の形がわかり歴史好きにはたまりません。常磐木門の前に大きな桜が満開でした。

常磐木橋を渡る。本丸は堀に囲まれていたことがわかっています。石垣や堀と桜は城ならではの光景ですね。

真っ白な天守閣に入ります。改修が行われて天守閣の中も見どころがいっぱいです。戦国時代、江戸時代の小田原城の歴史を学ぶことが出来ます。

天守閣の展望台からの眺め。

箱根の山と相模湾を見渡せる天守閣の展望デッキ。戦国時代に思いを馳せます。

きれいなソメイヨシノ。

小田原城に満開の桜が映えます。

小田原城のソメイヨシノの見頃は3月下旬から4月上旬。2018年は3月下旬には満開になっていました。

桜が咲いているとまた趣の違う小田原城が楽しめますね。

小田原城

• 住所：神奈川県小田原市城内6-1
• 電話：0465-23-1373
• 営業時間 ：9:00～17:00（最終受付16:30）※桜の季節は夜間ライトアップがあり延長されます。
• アクセス：JR小田原駅から徒歩10分。専用の駐車場はありません。